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バング君とシャーニィちゃんの披露宴
慌ててタキシードをレンタルして言ったんだが…胸が苦しかった。男物だからなあ。
かといってドレスって柄でもないし(そもそもサイズもない)いろいろ迷った挙句
タキシードで落ち着いたんだが、気づいたら時刻が式直前、慌てて式場へ駆けて行った。
したら拍子抜け、俺の思い違いだったようでまだ他の人たちはあんま見えてなかった。
シルキーヌちゃんの背中を見て、偉い安心したんだがね、とほほ。
ささっと受付を済ませて、引き出物を貰い(可愛らしいポプリだった)会場へ。
慌ててタキシードをレンタルして言ったんだが…胸が苦しかった。男物だからなあ。
かといってドレスって柄でもないし(そもそもサイズもない)いろいろ迷った挙句
タキシードで落ち着いたんだが、気づいたら時刻が式直前、慌てて式場へ駆けて行った。
したら拍子抜け、俺の思い違いだったようでまだ他の人たちはあんま見えてなかった。
シルキーヌちゃんの背中を見て、偉い安心したんだがね、とほほ。
ささっと受付を済ませて、引き出物を貰い(可愛らしいポプリだった)会場へ。
会場にはワルターさんやレトさんといった見知った方たちや
アッサムさん、リフさんたち初見の人たちがそりゃたくさんいて驚いたもんだ。
冒険者同士の結婚というから、失礼ながら一部の仲間を呼んでのささやかなものだとばかり。
まぁ俺みたいな会って数ヶ月のチンピラを誘ってくれるくらいだものな
彼らの人望や懐の深さが伺えた気がする。
腕を組んで歩を進めるバング君とシャーニィちゃん達の表情は
一点の穢れも無く、それは美しかった。
彼らからの感謝の言葉、笑顔、みんなの微笑み、会場の空気
全てが幸福に満ちていて、変なたとえだがこの世とは思えなくて
途中、意識がふわ、と飛びそうになったのを覚えている。
それくらい、幸せで美しい空間…披露宴だった。
途中、シルキーヌちゃんの催し物があって、謎解きがそりゃ面白かったんだけれど
残念なことにタイムアップがきてしまって、結末を見届けられなかったのが残念だ。
ま、バング君やシャーニィちゃんのことだ、あの日のことはいつ聞いてもきっと笑顔で
語ってくれるに違い無い。煉瓦亭で会ったときにでも聞いてみるとしよう。
とにもかくにも、2人とも、おめでとう。彼らの幸せが永く、続きますように。
彼らの幸せは、俺の幸せでもあるんだ。
…そういえば、俺としたことが。幸せな空気にあてられたのと酒のせいで、ちょっとばっかし
舞い上がりすぎただろうか。うっかりワルターさんに―――喋ってしまった。
まぁ、信頼できる彼のこと、決して、言いふらしたりはすまい。
そもそもそれを聞いて俺を見る目が変わった様子も、無かったしな。
(いや、彼だからこそ、変わらなかったのかもしれないが)
まぁ、タマさんや八角さん達あたりには、黙ってい続けるのは少しばかり、胸が痛むのも事実。
そのうち打ち明けるべきか…いやあ、どうかなあ、黙ったままのが懸命なのかもなあ。
はー、こればっかりは、悩むところだ、全く。
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