心喰

無事犬を発見することができた、報酬は現物支給だったがそれなりに良いものだったし
何より良い笑顔を見せてもらったから、よいこととする。可愛い娘だったなあ犬も。

とりあえずは身が軽くなったわけだし
街をぷらぷらするかギルドに行くかして、仕事をもらうとしようかね。
楽な仕事がありゃあいんだが。

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訓練所にまた顔を出して、また冒険家志望のやつらと手合せをした。
今回も僅かではあるが報酬をもらうことができた。ありがたい。

これでまた酒…いや、生活することができる。

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まだ犬を発見する前、結局我慢できなくなって煉瓦亭に足を運んでしまった。
猛省、これには、猛省。だがあれかね、日頃の行いの賜物かね、幸運の女神様が来たんだよ。
八角さん、もう、敬愛をこめて「姐さん」と呼ばせていただきたいね。
今度の仕事で金がはいったら、真っ先に彼女にお礼をするとしよう。花あたりが無難だろうか？

スカンピンの俺に酒を一杯、ご馳走してくれた。ありがてぇ…なんと、ありがてえ。
頼んだヴィダルは彼女の心遣いが溶けてるかのように、それはそれは美味かった。
久しぶりに美味い酒を飲ませてもらった。嬉しくて仕方がなかった……ここまでは覚えているんだが
微妙にこの辺は記憶が少しおぼろげだ。気づいたらシルキーヌちゃんとタマさんがいて驚いたっけ。

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それで八角の姐さん、シルキーヌちゃん、タマさんと俺の４人でゲームをすることに。
文章を考えて、ずらしてくっつける…ええと「誰がどこで何をどうした」ゲームだったっけ。
で、実際に完成した文章を各々が実行するってな具合に盛り上がってしまって…
人間盛り上がってしまった場のノリには逆らえないもので。

俺は往来で薔薇を砥ぐことになった。で、それを実行したんだが…やっぱ、うん
予想したとおり、白い目で見られるわ指を指されるわ自警団の人に声をかけられるわ散々だった。

ちょっとした罰ゲームをしてたんですと３０分ほど説明してようやく理解してもらった
早朝から俺は、ほんと…いや、もう考えるのはよしておこう。もう終わったことさ、うん。

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最近ちまたではふんどしがブームらしい

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シャーニィちゃんとバングくんが結婚するとかなんとか。
２人とも俺とほとんど同い年だってのに、いやあ、おあついこと。

俺も良い人がいつか、見つかればいいんだが、この体じゃー色々厳しいかね。
ま、とにかくバングくんにはとびきり祝ってやると約束したわけだし、ここはひとつ
盛大に祝ってやるとしよう。で、どうしてくれようかね。